高松宮賜杯北信越大会

雨の影響で、初日にあたる7月1日（土）の試合が翌日2日（日）に順延になり、山越野球部の選手もかなり高い所にモチベーションを持って新潟入りしたのに・・・・と言っても自然には勝てません・・・・

そして翌日、昨日のどしゃ降りがウソの様な、暑さ（朝から危険）試合前のアップから足などつる選手が・・・・でもいつも通り選手はギリギリ！水分補給を無理やりでも取らし試合開始！！

＊北信越大会では5県の代表チーム（県優勝チーム）が３つの枠をかけて戦います。

上記、組み合わせで戦います！！山越建設野球部は、最低でも2回勝たないと全国の切符がとれません。

いつも通りの試合・・・と思っていましたが・・・選手1人、1人の動きが固く？重く？なっていたのか？試合の流れが良くない感じ・・・案の定・・・負けました（新潟県代に）相手チームが弱かったとか、めちゃめちゃ強かったかと言われれば、負けたチームが言うのもなんですが・・・・自分に負けたみたいな子が沢山いた様な気がしました。

試合後、石川県に帰る車の中で選手1人1人が反省するとこは反省し、来週の最後の1枠を賭けた試合に挑む気持ちをつくりました。

初日の試合で、山越建設野球部に勝った、新潟県代表の新津好球会は次の試合で長野県代表のRISINGに負け、富山県代表STADIUMと福井県代表日之出組SWATの試合は、富山県代表STADIUMの勝利、と言う事で3番目の出場権をかけて戦う相手は、石川県、福井県、新潟県の3県でやることに！！

またしても・・・・山越建設野球部は小さい山・・・・1日で2回試合をして勝たなければ全国大会出場は出来ません・・・またまた、選手にプレッシャーがかかります・・・・

でも8日（土）新潟県高田城址公園野球場は曇り空、あついはあついですが、猛暑ではない！　やるしかない！！選手一同そう思っていました！！

選手も、いつも通りギリギリの人数、だれか1人、熱中症やケガをすれば49歳の自分がグランドに立たなければいけないような地獄絵図・・・・　頑張れ！！

初戦の福井県代表の日之出組SWATは去年の高松宮賜杯全国大会のベスト４の強豪、毎度の事ながら簡単にはいきません。　＊このレベルの大会で簡単にいく試合なんてないんですが・・・・

まずは、先取点を合言葉に選手みんな高校球児の様にガッツあふれるプレー！しかし初回、逆に先取点を取られる苦しい試合展開・・・それ以降は両チームの投手が踏ん張り1歩も譲らず・・・4回の山越建設野球部の攻撃、待望の1点が・・・4番！若宮のタイムリーで同点！！この勢いで逆転！！したかったんですが・・・・福井の投手の執念のピッチングで逆転とはならず・・・・

その後の両投手の粘投（特に山越建設野球部エース角村←通称ゾンビ←強スタミナ）9回の最終回の両チーム無得点、12回まで行くと特別ルールが採用されるのでなんとしてもその前までに得点を取りに行きたい！！（特別ルールは後攻のチームが断然有利なんで）

迎えた延長戦10回表、1アウトで出たランナーを送りバントで2塁に（2アウト2塁）バッターは山越建設野球部エース角村！ここまできたら角村に任せるしかない！！チームみんながそう思っていたのか・・ベンチは角村の応援一色に！！ここで決めたら男だな～と思っていたら！！やりました！男！角村祐也逆転となるタイムリー！！チームに今一度、勢いをつけ裏の守備ではひやひやさせられましたが・・・

勝利！！新潟県代表が待つ2回戦へ！！！エース角村10回完投！！

2回戦は、福井県に勝利してまだ冷めやらぬ間＊30分後に開始・・・・えっ30分・・・新潟県野球協会審判部は、はい30分です。・・・・・・という事で30分後、先週負けた相手の新潟県代表新津好球会とリベンジ戦！！

もちろん！勝ちに行きます！！先発メンバーは1回戦と全く同じ・・・同じ？？

30分前に10回を1人で投げぬいたエース角村、2回戦も初回からいきます！！これには球場にいた誰もが、えっ、又、あのピッチャーが・・・・なんて思われてました・・・山越建設は試合をあきらめたのか？なんて思った審判もいたと思います！！　　でも試合はあきらめていません！　エースで負けるなら本望です！　だから・・・・

2回戦も、エース角村1人で9回完投し全国の切符を勝ち取りました！！19回を1人で投げ切りチームを全国に・・・まさにゾンビ角村！！　選手みんなに感謝！！よくやりました！！

伝えたいことは沢山ありますが、1言！スポーツは素晴らしい！！

9月に全国大会に出場します！！　こんなチームですが一緒に青春？の汗を流してくれる選手、大・大募集です！